レーザー手術

手術の概要

血管内レーザー治療は、血管がボコボコしたこぶになる伏在型静脈瘤に対して行います。
悪くなった伏在静脈にレーザーのファイバーを入れて静脈の内側から焼いてつぶす治療です。
ストリッピングと同様の治療効果、安全性、体に与える負担の軽さがあります。ストリッピングと比べ、皮膚切開の数を少なくすることができ、通常は1か所から針を刺すだけで行えます。
当クリニックでは保険適用となる「ELVeS 1470」というレーザー機器を用いて保険診療で行っています。


下肢静脈瘤の血管内レーザー手術は、2011年1月より健康保険が適用されるようになり、当クリニックもその時から保険診療のレーザー手術を行ってきました。
保険診療となるのは、「ELVeS 980」というレーザー機器を使用した時のみで、それ以外の機種で治療した時は自費診療になりました。


「ELVeS 980」は波長980nmのレーザーを照射しますが、自費診療で用いられる1320nm、1470nm、2000nmの波長のレーザーと比べ、手術後の痛みが強いという問題点がありました。そのため、手術後の痛みをより少なくしたい方はストリッピング手術や自費診療のレーザーを選択していました。
今回、波長1470nmの「ELVeS 1470」が保険適用になり、保険適用レーザーでも手術後の痛みが少なくなりました。


また、従来のファイバーは先端からレーザーを照射しているために、血管が穿孔しやすく内出血・痛みが多く出ていました。新しい「Radial 2 ringファイバー」はファイバーの側面からレーザーを照射することで、より均一に血管に照射できるようになり術後の内出血・痛みが少なくなりました。


2014年5月より波長1470nmの「ELVeS 1470」と「Radial 2 ringファイバー」が保険診療で使えるようになり、従来の自費診療レーザーと同等以上に手術後の痛みが少なくなりました。
これまで当クリニックで行ってきたDiotech社の1470nmレーザーを用いた自費診療は終了として、レーザー手術は「ELVeS 1470」の保険診療のみで行っています。

血管内レーザー治療の費用
初診(検査代含めて)
健康保険
3割負担の方
健康保険
2割負担の方
健康保険
1割負担の方
7000円前後 3500円前後 2000円前後
血管内レーザー治療(片足)
健康保険3割負担の方 健康保険1・2割負担の方
4〜5万円 ~14000
※ 手術後、弾性ストッキングを使用しますが、購入する場合実費となります。
→  日帰り手術の流れ