Q&A

Q.弾性ストッキングは履きたくないのですが。
A.弾性ストッキングは下肢静脈瘤やむくみに有効なので、お勧めしています。手術や硬化療法の後にも履きます。治療のためのものなので、副作用もあります。履きづらい、きつい、かゆい、暑い、蒸れるなどですが、できるだけ軽減させるようにご相談にのります。
質問トップへ
Q.手の静脈の治療もしていますか?
A.当院では行っていません。部分的に大きくコブになっている場合はそこだけ切除します。手の静脈が太くなり浮き出ているのは、静脈の働きが悪くなっているわけではありません。見た目が気になるようでしたら、美容外科などで血管内レーザー治療を行っている施設もあります。
質問トップへ
Q.クモの巣状静脈瘤の治療をしていますか?
A.当院では行っていません。クモの巣状静脈瘤は皮膚の細かい血管が太くなり、赤、紫の糸くずのように見える血管です。これがあるためにむくみや痛みが出ることは無く、大きくなってボコボコしたコブになることもありませんが、年齢とともに増えます。見た目が気になるようでしたら、硬化療法や皮膚の外からレーザーを当てる治療をしている施設もあります。
質問トップへ
Q.伏在型の静脈瘤に一般に行われている治療法はどのようなものがありますか?
A.高位けっさつ手術(そけい部で静脈をしばる)、ストリッピング手術(静脈を抜き取る)、血管内レーザー手術(静脈を内側から焼きつぶす)などがあります。新しい治療法として伏在静脈を超音波検査で見ながら硬化剤を注射する本幹硬化療法がありますが、効果、安全性が確立されていませんので当院では行っていません。静脈瘤に針を刺して行う普通の硬化療法は、伏在型の静脈瘤の逆流を止めることはできませんのでお勧めしません。
質問トップへ
Q.下肢静脈瘤の治療は両足を同時にできますか?
A.当院ではストリッピング手術、レーザー手術は片足ずつ行っています。両足同時に行うより、体の負担が軽くより安全にできると考えているからです。両足続けて治療する場合は、1ヶ月ほど間隔をあけて行っています。硬化療法は両足同時に行います。
質問トップへ
Q.新宿外科クリニックでは、伏在型の静脈瘤の高位けっさつ手術は行わないのですか?
A.最近は行っていません。十数年前は理事長も好んで行っていました。しかし、弁が壊れた伏在静脈が残っているためにそこから再発することがあり、またより確実なストリッピング手術が日帰りで、手術時間も変わらずにできるようになったために行わなくなりました。若い方やひどい静脈瘤の方は確実なストリッピング手術が良いと思います。そうすると、高位けっさつ手術は高齢の症状が無いような軽い静脈瘤の方となりますが、そのような方が治療を希望して来院されることは実際ありません。
質問トップへ
Q.ストリッピング手術は、血管をとってしまうのですが、本当に大丈夫でしょうか?
A.ストリッピング手術で取る血管は無くなっても問題はありません。血液は残っている血管の枝を通って奥の方を通っている太い静脈を流れていきます。血管をつないだりするような必要は無く、新しい血管ができることもありません。また、将来血管が少なくて後遺症が出ることもありません。
質問トップへ
Q.ストリッピング手術では、ふくらはぎのボコボコしたコブが気になっているのに、そこは手術しないで、何ともなっていない太ももの静脈を抜き取るというのは納得できません。
A.下肢静脈瘤は太ももの静脈の弁が壊れて血液が逆流してふくらはぎの血管の中に血液に溜まってボコボコしてきます。原因となっている太ももの静脈をそのままにして、ふくらはぎの静脈を治療しても、すぐに新しいボコボコした静脈がでてきてしまいます。原因となっている静脈を治療しなければなりません。原因となっている太ももの静脈を取れば、逆流は止まり、ふくらはぎのボコボコした静脈は小さくなります。小さくなってもボコボコした静脈が気になるようなら、硬化療法を追加して行います。しかし、手術だけで足の血流は良くなってきますので、重い、だるい、かゆいなどの症状は良くなってきます。
質問トップへ
Q.ストリッピング手術後には、神経障害(しびれ)の後遺症がでると聞きましたが。
A.現在当院でおこなっている太ももの部分だけ抜き取る手術では、今までしびれの後遺症がでたことはありません。従来行われてきた太ももから足首まで抜き取る手術を行うとしびれの後遺症が出ることがあります。
質問トップへ
Q.ストリッピング手術後に再発はしませんか?
A.悪くなった血管は取ってしまうので、そこから再発することはありません。新たに他の静脈が悪くなって静脈瘤がでてくることはあります。
質問トップへ
Q.レーザー手術とストリッピング手術とどちらがいいでしょうか?
A.どちらも良い治療法です。当院ではどちらも同じように日帰りで安全に痛みも少なく行うことができます。ストリッピング手術は悪化した静脈瘤でも確実に治療できます。レーザーは静脈瘤のこぶが小さくて手術の傷跡をできるだけ小さくしたい人に向いています。当クリニックでは、超音波検査と診察をした後に、治療法についてご相談いたします。
質問トップへ
Q.ストリッピング手術とレーザー手術の皮膚切開数はどうなりますか?
A.ストリッピング手術では最低2か所(太もものつけねに2cm位と膝の内側に1cm位)で、レーザー手術では最低針穴だけ1か所です。コブが多かったり大きかったりすると切開数を増やさなければなりません。
質問トップへ
Q.レーザーで焼いた静脈はどうなりますか?
A.細く縮んで、何か月もすると吸収されてなくなります。
質問トップへ
Q.日帰りで大丈夫でしょうか?
A.下肢静脈瘤の治療は全て日帰りで可能です。もちろん治療中に薬のアレルギーを起こして、その治療のために入院が必要になることはありえます。当院では幸いにして、今まで入院が必要になったことはありません。入院生活に慣れている方は、病院に入院して手術を受けるのも良いと思います。
質問トップへ