新宿外科クリニックは開院以来6,500件※の
そけいヘルニア日帰り手術を行ってきた
そけいヘルニア手術の専門外科です。
※2007年開院~2020年9月末実績
当院は通常通り診療を行っております。
当院では院内の消毒やスタッフの手洗い、検温等による体調管理を行い感染予防を徹底しております。
ご来院の皆様には「マスクの着用」「来院時の検温および手指消毒」「発熱、咳やのどの痛みがある時は受診を延期する」等のご協力をお願いしております。
当院は日帰り手術専門クリニックですので、発熱や咳、のどの症状で来院される方はいらっしゃいません。
また、当院最寄りの新宿駅は感染者数が多く報道されている新宿区ですので、不安に思われる方も多いかと存じます。
当院は新宿西~南口エリアにあり、オフィス街が主となっておりますため、土曜・日曜等は街を歩く人も少なく、また平日も通勤時間を除けば人通りはそれほど多くありません。人の多い場所を避けたいとお考えの方には週末や平日の日中のご来院をおすすめしております。
十分に留意しながら診療を行っておりますので安心してご来院ください。
痛くも何ともないからまだ大丈夫!
そう思うのは今だけかもしれません。
下腹部に現れたふくらみはそけいヘルニアという病気です。脱腸ともいいます。
ふくらみの中身は腸です。そけい部の筋膜に穴が開き、腹圧によって腸が穴から出っ張ってしまった状態です。
一度ひっこんだように見えても穴には袋状のトンネルができてしまっているため、またふくらんできます。
この穴は自然に塞がることはなく、だんだんと大きくなり、それに伴ってふくらみも大きくなります。
ふくらみが大きくなると、服を着ていても隠れないほどになる方もいます。
さらに、そけいヘルニアで一番怖いのは嵌頓(かんとん)です。
ある日突然ふくらみが戻らなくなり、激しい痛みを伴います。
嵌頓したそけいヘルニアは命に関わる可能性がありますので、緊急入院手術になります。
そけいヘルニアは実は数多くの人がかかっている病気です。
そけいヘルニアという病気を今まで聞いたことがなかったもしれませんが…実は日本で年間16万人の方が手術を受けていて、珍しい病気ではないんです。
日帰り手術を行う施設も年々増えており、近年の当院の実績では年間500人以上の方が日帰りで手術を受けられています。
■女性でも安心してご来院いただけます。
身体の構造的に男性がかかりやすい病気ですが、当院では女性も多く来院されています。
患部の部分的に人に相談しづらいと感じる方も多いかもしれませんが、そけいヘルニア かも?と思ったときは、安心してご来院ください。
2019年 | 500件 |
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2018年 | 571件 |
2017年 | 510件 |
2016年 | 588件 |
2015年 | 551件 |
2014年 | 533件 |
2013年 | 563件 |
2012年 | 498件 |
2011年 | 430件 |
2010年 | 604件 |
2009年 | 487件 |
2008年 | 281件 |
2007年 | 95件 |
日帰り手術によって比較的身体の負担が少ない治療が行えます。
ご安心ください。そけいヘルニア手術は早期であれば比較的身体の負担は少ない手術です。
平均手術時間30~40分ほどで、日帰りで手術を行っています。手術当日のクリニック滞在時間は約2時間程度ですので、お忙しい方も効率的なスケジュールで治療が可能です。
また、手術というと怖いイメージがありますが、そけいヘルニアの手術は数ある外科手術の中でも体への負担が少ない手術に入ります。
そけいヘルニア手術を始めて
34年で5,000例以上の
経験をしてきました。
新宿外科クリニック
理事長 高島 格(たかしま いたる)
病院ではそけいヘルニア手術は研修医・若手医師が行うことが多いんですが、そけいヘルニアの手術は意外と奥が深いです。
私は5,000例以上のそけいヘルニア手術を経験してきましたが、新たな発見がまだまだあるなと感じます。
経験豊富な医師が手術を行った方がより良いと私は考えています。
(とはいうものの、私が生まれて初めて行った手術は研修医時代の大学病院でのそけいヘルニア手術でしたので、外科医の経験のためには病院で手術する方も居なくなっては困るのですが…)
そけいヘルニアは膨らみががあれば手術適応です。
様子をみて治る病気ではありません。
他院ですでに診療を受けた方もいらっしゃいますが、大きな病院では「良性疾患だから様子をみて大丈夫」や「痛くなったら予約したらよい」と言われ、積極的に予約を勧めてもらえないこともあるようです。
確かにそけいヘルニアは命にかかわることが少ない病気ですが、受診される方は命の心配よりも日常生活での鬱陶しさを気にして予約を希望される方が多いんです。
いつ手術を受けるべきか?それは早ければ早いほど良いと私は考えています。
ヘルニアが大きくなってからの予約だと手術が大変になり手術創や術後の腫れが大きくなるから…という理由もありますが、一番の理由は、みなさんが手術後におっしゃるのが
「気持ちがスッキリした」
「もっと早く手術を受けておけばよかった」という喜びの声なんです。
みなさんの晴れやかな表情を見ると、手術をしてよかったと思います。
「いつか手術を受けよう」と思っているのであれば、早い方がいい。人生は限りあるものですから悩んでいる時間がもったいないです。
ただし、タイミングもすごく大事です。いつが最適なのか?
今なのか?1年後なのか、5年後なのか…10年後なのか?
はっきりさせておけば、皆さん安心して普段の生活をおくっていただけるのではないかなと感じます。
ご予約のお時間に合わせてご来院下さい。
簡単な問診票をご記入いただいたら、検査室で超音波検査を行います。
気になっている症状について担当検査技師にお伝え下さい。
(痛みや違和感など、見た目の症状は無いという方でも検査可能です)
検査時間は5分程度です。
検査後、担当検査技師より検診結果を記載したプリントをお渡しいたします。
検診の結果により、診察予約をご希望される方は受付にてご予約をお取り下さい。
そけいヘルニア手術の疑問点
高島理事長がすべて答えます!
手術中は眠った状態で行い、鎮痛作用のある局所麻酔を行いながらやりますので痛みを感じることはありません。局所麻酔が切れてから痛みが徐々に出てきますので、飲み薬の鎮痛薬で痛みを抑えます。当院では、帰宅後の痛みをできるだけ楽にするため、持続時間を考えながら局所麻酔を入れるよう工夫をしていますが、それでもやはり手術の痛みはゼロにはできません。
痛みのピークは麻酔の切れた手術当日の夜が一番ですね。当日夜~翌日くらいまでは動くと強い痛みが出ますので、翌日はお家でゆっくり過ごされるのがいいでしょう。外科手術の手術後の痛みは日にち薬が一番です。治っていくにしたがって痛みは日に日に楽になっていきます。
当院では手術から1週間目に診察に来ていただいていますが、その時はほとんどの方が痛み止めを終了しています。
始めに、意識のある状態で点滴から静脈麻酔を入れます。静脈麻酔は眠くなる作用のある薬で、薬が持続している間は普通に眠っているのと同じ状態。後で聞くと夢をみている方が多いですね。さらにマスクから鎮痛・鎮静作用のあるガス麻酔も追加して維持します。全身麻酔の範疇に入りますが呼吸を止めるものとは異なり、軽い全身麻酔になります。
目が覚めた時にはほとんど終わっている状態になるよう、手術終盤になると手術の終了時間を逆算して麻酔を止めていきます。
手術が終わったら、ご自身の足で歩いて休憩室に行くことができます。もちろんトイレに行くのも問題ありません。直後に歩けることに驚かれる患者様が多いのですが、腰椎麻酔などの下半身麻酔ではないので手術後は問題なく歩けるんですよ。
手術が終わってからは寝起きのような感じで少しぼうっとしていますので、15分程度休憩したら皆さん待合室に出てこられます。来院から退院まで平均2時間くらいですね。
手術の翌日は痛みが強いですから必ずお休みいただくようお伝えしていますが、その後は日に日に軽快していきますので痛みが楽になったと感じられたら仕事復帰していただいて大丈夫です。
なぜお仕事を休んでいただく必要があるか。それは痛みを我慢しながらお仕事をされるのは心身への負担が大きいためです。患者様の中には自営業をされていて、「つらかったら休みながら仕事します」という方もいらっしゃいます。このようにご自身の裁量で休憩ができるお仕事なら翌々日から復帰も可能でしょう。
「どんな動きならしていいのか?」という質問も多いのですが、「やってみて痛いなと思う動きは避けてください」とお伝えしています。痛くなければOKということです。
鼠径部小切開手術は100年以上前から行われており、現代にいたるまで多くの医師がより良い手術となるよう研鑽を重ねて今日のスタンダードとなっています。当院ではより術後の回復が早くなるよう、可能な限り創を小さくするように工夫しています。
腹腔鏡手術は、より創を小さくすることを目的に生まれた手術法です。創が小さいと審美的な点だけでなく術後の回復が早い傾向にあるからです。当院で行う腹腔鏡手術は『TEP法』というもので、“ひとつの創で” “腹腔内に入らず”手術をするもの。腹腔内に入らないので、腹腔鏡と区別して内視鏡と呼んでいます。通常腹腔鏡手術は強い呼吸抑制を伴う深い全身麻酔が必要ですが、当院で行う内視鏡手術は鼠径部小切開法と変わらない軽い全身麻酔で行えるので、退院時間を早められる点が大きなメリットです。
どちらの手術法が適しているかは患者様の状態によるため、診察で医師が判断いたします。どちらの手術法でも問題なく行える場合は患者様の希望される方を選んでいただけます。
手術後の痛みに関しては、比較的創の小さい内視鏡手術の方が少ない傾向にありますが、痛みの感じ方は個人差が大きいです。鼠径部小切開手術の場合も痛みのピークは当日含め3日間。その後はだんだん楽になっていきますので、それを長いと思うかそうでもないと思うかは患者様によって異なりますよね。少しでも痛みの少ない可能性が高い手術法が良いと希望されるなら内視鏡手術がいいでしょう。
ある病院では入院が必要と言われ、クリニックでは日帰り可能と言われ…だと、何が正しいのかわからなくなってしまいますよね。
ひとつは「システムの違い」です。大きな病院ではそもそも日帰り手術に対応していないことが多いので、手術を受ける方は必ず入院になります。
もうひとつは「麻酔法の違い」です。大きな病院は入院前提ですので、下半身麻酔や深い全身麻酔で手術をします。当院では身体への侵襲が少ない軽めの全身麻酔にすることで日帰りを可能にしています。
手術の内容に大きな違いがあるように思われる方が多いですが、手術法が同じであれば入院手術でも日帰り手術でもやっている内容は同じですよ。
嵌頓とは、飛び出した腸管が挟まって戻れなくなってしまい、首がしまったような状態になることです。血流が途絶え、始めに腹痛・嘔吐などの腸閉塞の症状が現れます。さらに放置するとうっ血した腸管が壊死して破れ、腹膜炎を発症します。こうなると大変で、命に関わります。日帰りどころではなく、緊急手術です。(もちろん入院です)
実際に嵌頓状態になる方はまれなのですが、“いつなるかわからない”というのが鼠径ヘルニアの怖いところ。子供のころ鼠径ヘルニアを発症したけれどおじいさんになるまで何事もなく何十年も放っておいたという方もいれば、発症後間もなく嵌頓状態になってしまう方もいます。
健康保険 3割負担の方 |
健康保険 2割負担の方 |
健康保険 1割負担の方 |
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初診料(エコー検査および術前検査代含む) | 5,000〜6,000円程度 | 3,000〜4,000円程度 | 1,800〜2,000円程度 |
手術料そけい部小切開手術(片側) | 50,000円程度 | 〜18,000円 | 〜18,000円 |
手術料内視鏡手術 (TEP法) |
120,000円程度 | 〜18,000円 | 〜18,000円 |
再診料 | 数百円〜1,000円程度 | 数百円程度 | 数百円程度 |
【高額療養費制度について】
高額療養費制度を利用し、事前に『限度額適用認定証』をご提示いただくと、お支払額が少なく済む場合があります。(自己負担限度額が上限となります)自己負担限度額は個人の所得区分によって異なります。詳しくはお問い合わせ下さい。
1
ご相談
当院は完全予約制です。
まずはお電話またはメールフォームからご相談ください。
2
初診・検査
1回目のご来院
初診日は、まず超音波検査を受けていただき、その後医師の診察となります。(検査と診察は状況により、前後することがあります)
手術を予定される方は、診察後に、採血・心電図・呼吸機能等の術前検査、日帰り手術の流れについてのご案内があります。手術のご予約をとっていただいたら終了。所要時間は1時間半~2時間程度です。
3
手術
2回目のご来院
手術当日は、ご予約時間の10分前までに受付を済ませていただきます。
執刀医の診察、処方薬の説明が終わりましたら、手術室へご案内します。手術時間は40分前後です。手術後はリカバリー室で15分程度休憩します。術後診察とお支払いが済みましたらご帰宅いただけます。
手術当日の所要時間は平均して2時間程度です。
4
術後診察
3・4回目のご来院
術後は1週間目、2か月目に診察があります。
それぞれ所要時間は30分程度です。
当院での治療は日帰り手術という特性上、不得意な分野がございます。
下記に該当する方は当院で安全に手術を行うことはできかねます。
戻らなくなったそけいヘルニア
(嵌頓・癒着しているもの)
横になっても手で押しても戻らなくなり、膨らんだままのそけいヘルニアは深い全身麻酔でなければ手術が困難です。
※膨らみの内容物によっては日帰り手術でも可能な場合があります。
高度の肥満の方
高度の肥満で脂肪が多い体格の方は麻酔が効きにくく、深い全身麻酔でなければ安全に手術を行うことができません。深い全身麻酔は入院が必要です。
※手術の可否は診察時に執刀医が判断いたします。
再発そけいヘルニア
(複雑なもの)
再発のそけいヘルニア(メッシュ修復)の場合は組織が癒着していることが多いため、深い全身麻酔で入院手術となる場合が多いです。
※子供のころに受けた手術の再発症例や、前回と手術法が異なる場合は日帰り手術でも可能な場合があります。
コントロールされていない内臓疾患があり、体調面に不安がある方
手術前から合併症リスクが予想できる方は入院での手術が安心です。
いずれも入院が必要な場合は信頼している関連病院へご紹介させていただいております。
上記に当てはまらない方でしたら、当院で自信をもって治療いたします。
*は必須項目です。
※3日以内(休診日除く)にご返信いたします。
それまでに当院からの返信が無い場合、
メールが届いていない可能性があります。
その際はお手数ですが
お電話で再度お問合せをお願いいたします。
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