
そけいヘルニア
そけいヘルニアとは
そけいヘルニアは、「脱腸」とも言い、太ももの付け根の部分(そけい部)が丸く膨らむ病気です。そけい部の筋肉が緩み、小腸などの内臓が弱った筋膜と一緒に皮膚の下に出てきている状態です。
原因は、子供のそけいヘルニアの場合は生まれつきですが、大人の場合は、体質と筋肉周囲の組織が弱くなることが原因です。
症状は、立ったり、おなかに力を入れると膨らむことです。痛みがないことが多いですが、人によっては痛むこともあります。おなかに力が入っているとそけい部が膨らみ、横になっておなかの力が抜けると引っ込むようであれば、そけいヘルニアに間違いありません。
当クリニックでの診断方法は、診察時の問診・触診に加え、超音波検査でそけいヘルニアの種類(外そけいヘルニア、内そけいヘルニア、大腿ヘルニア)などを確認し、診断します。
また、膨らみが出っ張ったまま戻らなくなることを「嵌頓(かんとん)状態」と言い、非常に強く痛みます。嵌頓になってしまうと緊急手術が必要になることもあります。

〒160-0023
東京都新宿区西新宿3-1-4 第2佐山ビル5F
TEL:03-5323-6006
Copyright © 新宿外科クリニック. All Rights Reserved.