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鼠径ヘルニア、切開法と内視鏡はどっちが良い手術??

鼠径ヘルニア、切開法と内視鏡はどっちがいいの?

こんにちは。

理事長の髙島です。

当院での鼠径ヘルニア手術は二通りの手術方法があります。

鼠径部小切開手術(以下、切開法)と内視鏡手術です。

二通りあるので、患者様からは「切開法と内視鏡だと、どちらがより良い手術なんでしょうか?」というご質問をよくいただきます。

今日はそれをテーマにお話したいと思います。


切開法と内視鏡のやり方の違い

どちらもメッシュと呼ばれる医療用合成繊維でできた補強材を用い、ヘルニアの穴を塞ぎます。

メッシュの挿入までのアプローチ方法の違いにより、鼠径部小切開(そけいぶしょうせっかい)手術=切開法腹腔鏡下(ふくくうきょうか)手術に分けられます。

◆ 切開法

切開法の歴史は古く、100年以上前から行われてきた今日のスタンダートとなる手術方法です。現代に至るまで多くの医師がより良い手術となるよう研鑽を重ねてきました。

当院では、より手術後の回復が早くなるよう可能な限り手術創(きず)を小さくするよう工夫しています。開院当初よりずっと行ってきました切開法には自信をもっています。

新宿外科クリニックでの鼠径ヘルニア手術の傷跡とは(切開法)

切開法では、鼠径ヘルニアの穴の真上部分(膨らみの少し上あたり)を数センチ切開して、直接見ながら手術を行います。

当院では平均3〜4cm程度の切開で手術をしています。女性や小さい鼠径ヘルニアの場合には2cm前後、巨大な鼠径ヘルニアだと5cm程度切開します。

下着や水着を着た状態であれば創は見えない位置です。

◆ 内視鏡手術

内視鏡手術は腹腔鏡下手術の種類のひとつ。腹腔鏡下手術は、より手術創を小さくすることを目的に生まれた手術法です。小さな手術創から手術用の内視鏡カメラと器械を挿入して手術を行います。

当院の腹腔鏡下手術は『TEP法(てっぷほう)』を採用しており、腹腔内には入りません。そのため、腹腔鏡下手術と区別して内視鏡手術と呼んでいます。

腹腔内に入る腹腔鏡下手術では、内臓や筋肉の動きを制限する深い全身麻酔が必要で手術後の回復時間を長くとる必要がありますが、当院の内視鏡手術は切開法と同じ軽い全身麻酔で手術を行えるので術後の回復時間が短いのが大きな利点です。

新宿外科クリニックでの鼠径ヘルニア手術の傷跡とは(内視鏡)

当院の内視鏡手術では、おへそに合わせて1cm〜1.5cm程度小さく切開し、ひとつの創から手術を行います。一般的な腹腔鏡下手術だと3ヶ所創が必要ですので、創の数は最低限にできます。カメラの映像を見ながら器械を操作して手術を行います。

(使う機械や手術区分は腹腔鏡と変わりません)

それぞれの特徴

それぞれの手術の特徴は以下のようになります。

切開法の優れている点

手術後出血で血腫ができても比較的浅い層で治まるため、対応が容易。そのため血液がサラサラになるタイプの薬を飲んでいるなど、出血リスクの高い方でも手術が可能

腹部の手術既往があっても手術可能であるなど、手術適応が限られる内視鏡と比べどんな患者様でも対応できる。

切開法のやや劣る点

内視鏡に比べると傷の大きさの分術後の痛みが強く、腫れも出やすい

両側鼠径ヘルニアの両側同時手術は身体への負担が大きいため日帰りでは難しい。

内視鏡の優れている点

手術創が小さいため、切開法よりも術後疼痛が軽い。

内側から広く手術野を確認でき、大きめのメッシュを当てることが可能

ひとつの創から両側同時に手術が可能

内視鏡のやや劣る点

抗凝固薬等の出血リスクが高い薬を内服している場合は向かない。(薬の種類によります)

以前に腹部の手術既往がある場合、癒着の影響で手術が難しいことがある。

結局どっちがいいのかというと・・・

切開法も内視鏡も、私はどちらも優れた手術法だと思います。

症例によって向き不向きはありますので、どちらの手術法が適しているかは診察時に判断していますが、ほとんどの方はどちらの手術法でも可能なことが多いです。

その場合は患者様の希望される手術法をお選びいただけるわけですが、選択の余地があると悩んでしまいますよね。

患者様もご自身では決めきれず、「先生のおすすめはどちらですか!?」とおっしゃる方が多いです。

こういった場合、患者様が今回の手術で何を重視しているかをお聞きします。

手術後の痛みが軽いほうがいいのか、費用負担が少ないほうがいいのか… 患者様によって様々です。

手術後の痛みに関して言えば、痛みの感じ方は個人差が大きいです。痛みが楽だと思って内視鏡手術にしたのに、「思ったより痛かった!」と思われる方もいるでしょう。痛みを覚悟して切開法の手術を受けたけれど、「全然痛くなかった」という方もいます。

手術創が小さい方が痛みが少ない可能性が高いのは明らかですので、「少しでも痛みが少ない可能性がある手術法が良いです」ということなら内視鏡手術がいいと思います。

費用に関しては、内視鏡手術の方が切開法の倍程度高額です。(3割負担の方で切開法は5万円前後で、内視鏡は11万円前後)

ご年齢が70歳以上で医療費の自己負担額が1〜2割の方は限度額が18000円ですので、切開法でも内視鏡でも支払額は変わりません。

費用について詳しくはこちらをご覧ください。(当院ホームページのリンクです)

患者様ひとりひとりにとって最善の選択をしていただけるのが一番ですので、不安なこと、わからないことは診察時にたくさん聞いていただき、その上で納得のいく方法をお選びいただきたいと思います。ご質問はもちろんお電話でもお待ちしています。

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新宿外科クリニックは、都内で下肢静脈瘤・鼠径ヘルニア・透析アクセスの日帰り手術を行っている外科クリニックです。

2007年に東京都新宿区西新宿で開院して15周年。診療日は毎日診察・手術を行っています。

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【クリニックへのアクセス】

JR新宿駅南口を出て右手に、甲州街道沿いをまっすぐ歩いて徒歩7分。

JR線、京王線、京王新線、小田急線新宿駅から徒歩圏内で、東京メトロ丸ノ内線新宿駅、都営大江戸線(新宿駅・都庁前駅)からもアクセス可能です。


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この記事の監修者

理事長 高島 格:近影

医療法人社団オリビエ会  
新宿外科クリニック
理事長 高島 格

紹介をもっとみる

1960年東京都生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業後、病院の外科で20年勤務し様々な手術を経験。
中でも得意としていた日帰り手術をより多くの人に受けてもらいたいと、2007年東京都新宿区に日帰り手術専門の新宿外科クリニックを開業する。
現在は、新宿外科クリニックと埼玉県さいたま市の大宮セントラルクリニックの2院を運営し、累計手術実績は下肢静脈瘤手術で約11000件以上、鼠径ヘルニアは8600件以上に及ぶ。

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